20220308 建築材料電波特性測定

この記事では、東工大DLab challengeの実験の様子を紹介します。 実験に用いた建築材料 初めに実験した建築材料です。写真のようなさまざまな建築材料について、電波特性の実験を行いました。 壁は木造を想定しています。壁の外側から、金属サイディング、胴縁、防水シート、構造用合板、機密シート、断熱材、機密シート、石膏ボード、壁紙まで、さまざまな建築材料について測定を行いました。 電波は現在wifiで使われている2.4GHz帯と、これから5Gで活躍する24GHz帯で測定しました。詳しい測定方法については、 こちら を参照してください。 例えば、針葉樹構造用合板(t=12.5mm)の場合、2.4GHz帯では35%程度の電波の減衰が、 24GHz帯では60%程度の減衰がみられました。 電波の周波数が高くなればなるほど、遮蔽物による減衰率が高くなることがわかります。 他の材料についても、これからどんどんアップデートしていきます。