20220810 建築材料電波特性測定
20220810 建築材料電波特性測定
今回は、3月に行われた測定に続き、材料の組み合わせや木材の含水率による電波特性の調査を行いました。測定した結果の一つを紹介します。
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石膏ボードt12+スタイロフォームt30+構造用合板t12 |
上の写真のように、厚さ12mmの石膏ボード、30mmのスタイロフォーム、そして12mmの構造用合板といった異なる材料の層を重ねた壁に対して、2.4GHz帯の電波特性を測定しました。測定結果から分かったことは、この構造において2.4GHz帯の電波が約20%減衰することです。この測定は初歩的な結果を示している可能性があり、さらなる詳細な研究や実験が必要となります。異なる材料の組み合わせや厚さ、材料同士の間隔などの要因を変えて実験を行うことで、より広範な情報が得られるかもしれません。また、他の周波数帯域でも同様の調査が行われると、異なる結果が得られる可能性も考えられます。
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